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管内ドローン調査はどう進化する?
豆知識
2026.02.02
🚀 ― 水上ドローン・走行型ドローンが広げる下水道調査の可能性 ―

下水道調査におけるドローン活用は、
いま 「始まったばかり」 です。
多くの人が思い浮かべるのは
「空を飛ぶドローン」ですが、
下水道調査の主役はそれとは少し違います。
👉 管内を飛ぶ
👉 水面を進む
👉 土砂の上を走る
こうした 管内専用ドローン が、
下水道調査のやり方そのものを変えつつあります。
この記事では、
- 現在使われている管内ドローンの種類
- 水上ドローン・走行型ドローンの特徴
- 技術は今後どう進化していくのか
- 調査現場はどう変わるのか
を、実務目線で解説します。
🔍 下水道で使われる「管内ドローン」とは?
下水道調査で使われるドローンは、
一般的な空撮ドローンとは目的も構造も異なります。
管内ドローンの前提条件
- 暗所
- 狭い空間
- 水・湿気
- 電波が届きにくい
👉 過酷な環境に特化した専用機
🛸 現在主流の管内ドローンのタイプ
① 飛行型ドローン(管内飛行タイプ)
特徴
- 管内を浮遊・飛行
- 管頂部・側壁を確認しやすい
- 大口径管向け
向いている現場
- 人が入れない危険区間
- 水位が高い幹線管路
- 初期スクリーニング調査
📌 「まず全体を見る」ためのドローン
② 水上ドローン(浮航型)
特徴
- 水面に浮かんで前進
- 流水状態でも調査可能
- 安定した映像取得
向いている現場
- 常時水位がある管路
- 排水・止水が困難な区間
📌 止水しない調査を可能にする技術
③ 走行型ドローン(水上・土砂対応)
特徴
- クローラ・タイヤで走行
- 水面・泥・土砂の上を進行
- 障害物に強い
向いている現場
- 土砂堆積が多い区間
- 水位と堆積物が混在する管路
📌 「浮くだけでは進めない現場」をカバー
⚙ 技術はこれからどう進化していく?
① 映像品質はさらに向上する
- 高感度カメラ
- ノイズ低減
- 暗所補正
👉 劣化の“見える化”精度が向上
② 自動航行・安定制御が進む
- 自己位置推定
- 自動姿勢制御
- 障害物回避
👉 操縦者の技量差が減る
③ センサーとの融合
将来的には👇も進む。
- レーザー計測
- 距離・断面把握
- 3Dモデル化
👉 形状把握+映像 の時代へ
④ 調査は「リアルタイム判断」へ
現場で映像を確認しながら👇
- 追加調査判断
- 人が入るかの即決
👉 調査のスピードと質が向上
⚖ それでも変わらない「人の役割」
技術が進化しても、
変わらないものがあります。
それは👇
👉 評価・判断・責任
ドローンは、
- 見る
- 運ぶ
- 記録する
ことは得意ですが、
- 危険度の判断
- 緊急度 I・II・III の判定
- 補修工法へのつなぎ
は 人の仕事。
👷♂️ 調査現場はどう変わるのか?
これからの現場像
- まずドローンで全体把握
- 必要な場所のみ人が入る
- チームで評価・判断
👉 一人調査から、チーム調査へ
🌱 まとめ|管内ドローンは「可能性を広げる道具」
管内ドローンの進化は、
- 危険を減らし
- 調査範囲を広げ
- 判断を早くする
という大きなメリットをもたらします。
しかし、
👉 ドローンが主役になるわけではない
👉 主役は「判断できる調査チーム」
これからの下水道調査は、
ドローン × 人
技術 × 経験
の掛け算で進化していきます。
