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お知らせ

管路や水路の潜行目視調査ってどんな調査なの?

👷‍♂️ 人が入って“直接見る”からこそ分かる下水道の状態

下水道調査というと、

  • 管内TVカメラ調査
  • ドローン調査
  • 各種試験

を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、下水道や水路の調査には、

今でも欠かせない調査方法があります。

それが

👉 **潜行目視調査(せんこうもくしちょうさ)**です。

この記事では、

  1. 潜行目視調査とは何か
  2. どんな場所で行われるのか
  3. 何が分かるのか
  4. 他の調査との違い
  5. 注意点・安全面

を、現場目線で分かりやすく解説します。


🔍 潜行目視調査とは?

潜行目視調査とは、

👉 人が実際に管路や水路の内部に入り、目視で状態を確認する調査です。

主に👇のような施設で行われます。

  • 大口径下水道管
  • ボックスカルバート
  • 開水路・暗渠
  • 雨水幹線

📌 カメラ越しではなく「人の目」で見る調査

これが最大の特徴です。


🧭 なぜ今も潜行目視調査が必要なのか?

技術が進歩した今でも、

潜行目視調査が必要とされる理由があります。

理由① 全体を立体的に把握できる

  • 管頂部
  • 側壁
  • 底版

を同時に見渡せるため、

👉 空間全体の変状が分かりやすい


理由② 微細な異常に気づける

  • 髪の毛状のクラック
  • 軽微な剥離
  • 音・臭気・湿り気

👉 映像では拾えない“違和感”を感じ取れる


理由③ 劣化の進行状況を肌感覚で把握できる

  • 腐食の深さ
  • 剥離の範囲
  • 漏水量

👉 補修が必要かどうかの判断精度が高い


🏗 潜行目視調査が行われる主な対象

■ 大口径管路

  • 人が立って歩けるサイズ
  • 幹線管路に多い

👉 TVカメラでは把握しづらい全体変状確認に有効


■ 水路・暗渠

  • 雨水路
  • 開水路の覆蓋部

👉 構造劣化・堆積状況を直接確認


■ 老朽施設

  • 建設後数十年経過
  • 更新・補修検討段階

👉 更新判断の決定打になる調査


👀 潜行目視調査で何を見るのか?

主な確認項目

  • クラック(ひび割れ)
  • 剥離・断面欠損
  • 腐食状況
  • 漏水・浸入水
  • 堆積物・障害物
  • 鉄筋露出

👉 調査員の経験値が結果に直結する調査です。


⚖ 他の調査との違い・使い分け

TVカメラ調査との違い

  • TVカメラ:記録・客観性に強い
  • 潜行目視:判断力・把握力に強い

ドローン調査との違い

  • ドローン:危険区間の把握に有効
  • 潜行目視:詳細確認・最終判断に有効

👉 代替ではなく補完関係


⚠ 潜行目視調査で特に重要な注意点

① 安全管理が最優先

  • 酸欠・硫化水素
  • 増水リスク
  • 崩落リスク

👉 ガス測定・監視体制は必須


② 天候・水位の影響を受けやすい

  • 雨天時は原則中止
  • 上流の降雨状況も確認

③ 調査員の技量差が出やすい

  • 経験
  • 観察力
  • 判断力

👉 教育・訓練が重要


📝 実務での使われ方(典型例)

  • 一次調査後の詳細確認
  • 緊急度 I・II の判断材料
  • 補修工法選定前の最終確認

👉 「最後の確認」として使われることが多い


🌱 まとめ|潜行目視調査は“人の目”という最大の武器

潜行目視調査は、

  • 危険もある
  • 手間もかかる

しかし、

👉 判断精度は最も高い調査方法のひとつ

機械では補えない

人の目・感覚・経験が、

下水道施設の安全を支えています。