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現場リーダーの健康管理術|体が資本の仕事を守る10の習慣
🏗️ はじめに:体調不良=現場リスク
私たちの仕事は「体が動いてこそ」成り立つ。
どんなに技術があっても、体調を崩せば現場は止まる。
しかもリーダーが倒れれば、チーム全体の士気も下がってしまう。
健康管理は“個人の問題”じゃなく、“チーム全体の安全”そのもの。
今日はそんな「現場リーダーの健康管理術」を10の習慣にまとめよう。
💪 体を守る10の習慣
① 朝のルーティンで「体と気持ち」を整える
出勤前に3分だけストレッチ。
首・肩・腰を軽く回すだけで血流が上がり、作業効率もUP。
朝に「今日も安全第一で行こう」と声に出すだけで、気持ちも整う。
② 水分補給を“計画的”に
現場では汗をかくのに、つい水を我慢しがち。
脱水は集中力を奪い、熱中症や筋肉疲労の原因になる。
目安は 1時間あたり200~300ml。
喉が渇く前に飲むのがポイント。
③ 食事は「量よりバランス」
朝食抜きはNG。
エネルギー切れで頭が回らず、判断ミスにつながる。
コンビニでも、おにぎり+卵+味噌汁が理想的。
夜は油物を控えて、消化に優しい食事を。
④ 睡眠は“疲労のリセット時間”
睡眠不足のまま現場に出るのは、整備していない重機で走るようなもの。
6時間未満が続くと集中力は30%以上低下。
寝る前はスマホを見ず、ぬるめの風呂でリラックス。
⑤ のどと呼吸を守る「加湿とマスク」
粉塵・乾燥・ウイルス対策に欠かせないのが加湿。
夜は濡れタオルを枕元に下げるだけでも効果あり。
マスクは作業用と体調管理用を分けると◎。
⑥ “ストレスの出口”を持つ
現場の責任者ほど、プレッシャーが大きい。
ため込みすぎると、体より先に心が疲れる。
スポーツ・風呂・趣味・会話――何でもいい。
「気持ちのバルブ」をこまめに開放しよう。
⑦ 体の“異変サイン”を見逃さない
・朝の目覚めが重い
・食欲がない
・いつもよりイライラする
これは体からのSOS。
放置せず、早めに休むか医師に相談を。
⑧ 定期健診を“受けるだけ”で終わらせない
数値を見て終わりではもったいない。
血圧・肝機能・血糖――毎年の変化を「自分の履歴書」として把握する。
健康管理は、仕事と同じで「記録と改善」が基本。
⑨ チームの健康も気にかける
リーダーが「体調どう?」と一声かけるだけで、
メンバーは安心するし、体調の悪化も早く気づける。
体調管理の声掛けは、安全管理と同じくらい重要だ。
⑩ 自分を“甘やかす日”も必要
ずっと気を張っていると、心がすり減る。
1週間に1回は、好きなものを食べて、好きなことをする。
休むのも仕事。
充電してこそ、また全力で走れる。
🔋 リーダーが健康でいると、チームも元気になる
リーダーが風邪気味だと、チーム全体の空気が沈む。
逆に、リーダーが元気に笑っているだけで、
「よし、今日もがんばろう」って現場が明るくなる。
つまり、健康管理は自分のためであり、仲間のため。
自分を大切にすることが、最高のチームマネジメントになるんだ。
☀️ まとめ:強い体が、強いチームをつくる
健康は“体力”だけじゃなく、“心の余裕”でもある。
どんなに技術があっても、
体を壊せば何もできない。
だからこそ、リーダーは自分の体を守るプロであってほしい。
「安全第一」の前に、「健康第一」。
それが、現場を動かすすべての基礎だ。

